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風薫るさわやかな季節になりましたね。立春から数えて八十八日目にあたる日は、八十八夜。この日から、三日目が「立夏」で、5月6日くらいにあたります。そのため、八十八夜は、夏の準備を始める日とされているのですよ。
「夏も近づく八十八夜~」と茶摘の歌は誰もが、口づさんだことがあると思いますが、この頃に摘み取られたお茶は柔らかく、質が良いとされ、神仏にお供えする習わしがあるそうです。
さて、今回は、お茶がすごく美味しい京都の宇治へ着物で訪れてきました。新緑のまぶしい季節。家でごろごろなんてしていられませんね。「ゴールデンウィークは、着物で旅行」と思っている方も多いことでしょう。着物で旅行すると、今までとは違った目で楽しむこともできます。「宇治の旅」どうぞ参考にしてくださいね。
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着物で一泊旅行の準備 |
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・着物で散策が目的であれば、散策コースを調べてから出かけましょう。「写真で見ると素敵な小道・・・」と思いきや、すごく険しい山登り、ということもありますよ。
・1日中着物で過ごすと、着物も自分自身もくたびれ気味。二日目も、着物で過ごす予定なら、帯などを変えて変化をつけた方が、体も気持ちもぐんと楽ですよ。
・5月はまだ袷の季節ですが、気温が高いことも。単衣でもいいと思います。私は、出かける直前まで、藤色の訪問着・・・と思っていましたが、長い車中を考え、軽くて、着心地のよい大島紬にしました。帯は一番軽くて締めなれた名古屋帯。と、楽を優先しました。帯締めは、「山吹が沢山咲いているよ」という情報があったので、山吹色に。
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宇治 着物で歩く観光コース |
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京都府宇治市は、平安時代、風光明媚な貴族の別荘地として愛された美しい街です。新緑の下花々をめでながらの小道、水のたっぷりと流れる宇治川のほとり、社寺や史跡をめぐり源氏物語に思いをはせる♪そんな宇治の風景には着物姿がとても似合います。本場の宇治茶を頂いけるお茶屋さんや甘党カフェもたくさんあるので、休憩しながら、楽しく着物で散策できるコースをご案内しましょう。
※アクセス
JRと京阪二つの「宇治駅」があります。どちらからも10分程で平等院です。シーズン中でも、京都市内のような混雑は少ないということです。参道はお茶の香りが漂い、ここでしか求めることの出来ない宇治茶もありますよ。もっと散策したい、という方は、上林記念館まで歩いてみましょう。お茶関係の道具や千利休の書状などが展示されています。
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泊る |
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京都市内で泊り、ライトアップされている境内などを散策してみましょう。
私は、ウエスティンホテルに泊り、洋服に着替えて、高台寺を散策しました。
ゴールデンウィーク中のライトアップなどの情報は、展示会情報をご覧くださいね。
京都で泊ったら、早起きは、三文どころか、ものすごく得。
誰もいない南禅寺の大きな門をくぐりぬけてみましょう。心が清められます。
桜は終わりましたが、新緑の哲学の小道を歩いてみましょう。夏は蛍、秋は紅葉と本当に美しい小道です。もちろん、着物姿がよく映える道です。この小道は2キロ先の銀閣寺まで続きます。京都は、観光客がいっぱい・・・というイメージですが、朝は川のせせらぎの音しか聞こえません。
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京都お土産 ★プレゼント★ |
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四条河原町から寺町通りには、老舗の呉服屋さんから、新しい着物屋さん、アンティークの着物屋さんとたくさんあるので、ぶらぶら歩きながらのぞいて見るだけでも楽しいですね。
さてここで、レースの足袋、手作り緒帯締めのお土産を買いました。それから、京都人の台所、錦小路で、かわいいウサギのついた開運財布も買いました。このお土産、3点をプレゼントです\(^o^)/
詳しいお知らせは準備中。お楽しみに (^_-)-☆
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おわりに |
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日本人は昔から、旅好きでした。関所があった江戸時代の人々でもお伊勢参りや金比羅詣、西国寺めぐり・・・と、なんのかんのと言って普通の庶民も旅を楽しんだそうです。私たちも、少し休みが続くと、旅行がしたくなります。日常ではない時間を過ごすことによって、新しい発見をすることもありますし、見失いかけていた日常の大切さを思い出すこともあります。着物で旅をすると、小さな自然の美しさや、古い物語にも興味が沸いてきます。そして、なんだか不思議、旅をすることで、着物が体にぴったり馴染んで、着物で動きまわることが自然になってくるのです。気候のよい5月は、着物で一泊の旅行、ぜひ、楽しんでみてくださいね。
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執筆者 |
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おがたゆうこ
京都生まれ
小学生の時から、谷崎、川端などの日本文学、また、小津安二郎の映画などの日本の趣ある暮らしに憧れる。その中より、着物の動作美を発見。現在は、関西を中心に万葉集や百人一首、与謝野晶子などの歌から、歴史を紐解き、着物の魅力や着付けなどを教えている。
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