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阿波藍の伝統、色あせず。 栽培から一貫生産する19代目[染織・産地]

藍色の染料の原料は、蒅というそうですね。
8月20日の日経新聞文化面で、阿波藍 第19代藍師の佐藤昭人さんが取り上げられていました。
藍色の染料を作ることが大変だと知っていましたが、こんなに大変だと知りませんでした。

3月に藍の種をまき、6月下旬~7月上旬に刈取る。それを天日で乾かし1.5cm程度に切り刻み、茎と葉を分けて保管する。同じ事を8月上旬にも行う。
9月になると、この藍を発酵させて蒅にしていく。
藍をたたき床に広げて、5日単位で地下水を補給し混ぜていく。これを100日間、20回、行う。
この発酵の過程もきちんとみていかないと、蒅がダメになってしまうのです。
こうして、12月になると、蒅は全国の紺屋に出荷されていくのです。10か月近くかかります。
本物は、作るのに手間がかかりますよね。

今は、工業化が進んでいて色々なモノが手軽に入ります。
それはそれでいいけれど、お手軽には入らない、人が手間をかけて作ったモノには、それにふさわしい尊敬を持ちつつ、大切に使っていきたいものです。
工業製品と比べて、「どっちが安い」ではなく。

この佐藤さんは19代目だそうです。すごいですね。
こうやって、技術・伝統が代々、引き継がれていく。

もし、佐藤さんが廃業したら、本物の藍染はなくなってしまいます。 紺屋がどんなに大勢いても、です。
モノゴトはつながっているのです。
私は、こういう人達、そのつながりを応援・拡大していきたいと思っています。

2012/09/01 01:01:14

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