「きもの芸術館(財団法人日本きもの文化協会運営)」は、千数百年の長い歳月をかけて育まれた日本のきものを時代ごとに分かりやすく展示・紹介しています。
伝統的なきものだけでなくきものデザイナー“清水とき”作品も数多く展示してありますので、これからデザイナーを目指す方には参考にして頂くことができます。
あゆみ
財団法人日本きもの文化協会会長・清水学園学校長である清水ときは昭和46年の協会設立当初よりきものの文化の隆盛を願い、その一歩として大勢の方々の協力のもと、悲願であった「和文化衣装館」を平成5年に設営しました。
常陸宮華子妃殿下のご臨席とテープカットにより華々しく開館しました。平成14年には更に展示施設を改修、充実させて「清水とき記念・きもの芸術館」と改称し、現在に至ります。
伝えたい心・和文化
世界に誇る伝統文化であり、日本の民族衣装である“きもの”。私はきものに一生を捧げて参りました。私の愛するきものを国際的にも広く普及させたい。きもの文化への皆様方の夢を育てていきたいと思っています。(清水とき)
 

天武持統朝女官朝服 天武持統朝女官朝服
(672年〜697年)


天武天皇〜持統天皇期の女官の服装。

高松塚古墳壁画より復元したもの。

現在のきものと違って左前に着ている。
公家女房晴れの装い 公家女房晴れの装い
(平安時代8〜12世紀)


唐衣装姿、女房装束といわれる高貴な女性の正装。

俗に十二単と呼ばれる装束。

袴の紅色は若年、未婚は濃色、既婚女性は薄紅色になる。
白川女 白川女(室町時代)

白川女は桂女、大原女と並び 京都の働く女性の代表で、 その姿は現代のきものの着用姿の原型にもなっている。
紺木綿の小袖に細帯をしめ、小袖の裾を両脇にからげて前掛けを前後にのぞかせている。
手には手甲、足には脚絆(はばき)と白足袋、甲当てをつけ、頭と衿には白手拭い、たすきをかけ、頭に乗せた箕に仏花や榊を入れて売り歩いていた。
清水とき 昭和20〜30年代の 清水とき 昭和20〜30年代の作品より

・かつお縞を活かした紬のきもの
・太縞と細縞を活かした紬のきもの
・裾丸ジュニアきものとツイン衿なし羽織
・刺繍レースきもの
・茄子紺地お召振袖

江戸は春駒より 江戸は春駒より
(清水ときデザインきもの)

江戸の春浪漫を小袖により表現した「春駒」スタイル。
夢二の世界 夢二の世界
(清水ときデザインきもの)

華やかなれど、どこか哀愁の漂う大正ロマンを描いた夢二の絵画をモチーフにした作品。
宮崎友禅斎「須磨・明石」 宮崎友禅斎「須磨・明石」
(1690年頃)

友禅染は糊防染による色彩的な染色法であるが、この時代にはすでに同様の染色法は開発されており、友禅斉が祖というわけではない。

一説によると白地の衣裳に糊防染による染めを施したのは友禅斉が初めてだったという説と友禅染めが技術的にも美術的にも群を抜いてすぐれていたことから友禅の名をとって「友禅染」としたという説がある。
伝喜多川菊麿 「二美人図」 伝喜多川菊麿 「二美人図」(1798年頃)

菊麿は浮世絵美人画の巨匠、喜多川歌麿の第一の高弟であり、唯一「喜多川」を名乗った。

二美人図は当時の吉原のにぎわう様を如実に表している。

活き活きとした表情、女性美溢れる姿態の艶めかしさ、豪華な「立兵庫」 の髪型、櫛、笄、そして何より素晴らしいのは着衣である。

当時の技術の粋を集めた町人文化の全てを表すが如くの肉筆浮世絵美人画の一級品。

清水とき記念きもの芸術館 INFORMATION

〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-6-8  清水学園ビル6F〜8F


TEL:03-3400-0286 FAX:03-3400-0266
■交通:渋谷駅より徒歩5分/表参道駅より徒歩8分
■開館時間:午前10時〜午後5時
■休館日:日曜、祝日、年末年始、展示替の時期
■入場料:無料
マップ(マピオンにリンク)